ちょっと前のネットニュースになりますが、このようなものがありました。
記事の調査対象は20~30代の女性となっていますが、男性に調査をしても似たような結果になると思います。
資格取得後の就職・転職活動において難しいと感じたことで最も多かったのは
「条件にあう募集が少ない」(41%)
「経験者が優遇され、未経験の場合は不利になる」(36%)
「募集人員が少ない」「人気の仕事であり、競争率が高い」(同21%)
と続くようです。
資格学校や通信講座の〇〇を取得すれば就・転職に断然有利!! みたいな誘い文句に釣られ、日々時間のやりくり等をしてもこのような結果になってしまいます。
自分がその会社の採用担当者の立場になって考えてみて下さい。
未経験の有資格者と経験者の未資格者のどちらを採用しますか?この結果は一目瞭然だと思います。
ですが、いざ自分が当事者になると「自分には関係ない」とか「自分には当てはまらない」といった感じでイヤな現実が見えなくなるものです。
いろいろ将来のビジョンとかを思い描いて苦労して資格を取得しても…っていうパターンがこちらです。
よく資格試験合格がゴールではなく、スタートラインに立っただけと言われます。
合格後は、バラ色の夢でいっぱいになるかと思いますが、現実も知っておくべきことだと思います。
資格試験、特に難関資格と言われる資格を目指す方は、勉強に集中するようになると、スランプになったり、モチベーションの維持が大変だったりします。
そんな時、合格後の自分の姿を忘れがちになると言われ、合格後のバラ色を想像したりすることでモチベーションがアップしたり、合格に近づくと言われたりします。
これは、試験に合格するためのニンジン作戦では大変良いことだと思います!!
ですが、合格後を知ることも大きな勇気だと思います。
現時点で、資格試験の勉強に取り組んでいる方は、まず、その目標を目指しましょう。今、どの資格にするか悩んでいる方は、今一度、資格試験合格後の姿を考えてみましょう。
これは、自分への戒めも込めております。