FP資格には、技能士とAFP・CFPがございます。
技能士は、どちらの試験を受験しても試験に合格すれば技能士として名乗れます。
一方、FP協会のAFP・CFP登録は2年に1度の資格更新がございます。
2年間でFP科目3科目以上(倫理を含む)AFP15単位、CFP30単位の取得が必要になります。
まぁ、単位は1時間につき1単位という考え方です。
一般的には、各支部が主催する「継続教育研修会」に参加して、著名な講師の講演会を遅刻早退せず出席さえしていれば、試験もなく単位が貰えるそんな感じです。
計画的に単位を取得すれば何の問題もないのですが、更新月が近くなると慌てて単位を取得していくというのも多いです。
ファイナンシャルプランナーなんだから、ご利用は計画的に!!
といった感じですが(笑)
更新月が近づき、焦るFPの救世主が存在します。
各支部に設けられたスタディーグループ(通称SG)というものです。
このスタディーグループは、FP協会の様々な基準を満たすことで設立が認められるもので、AFPは7.5単位、CFPは15単位まで認定されるものです。
この単位を全て取得していたら、他の方法で単位を取得するしかなく、言い方は悪いですが、「有料の講習会に参加して金で単位を買う」ことになります。
さて、ご多分に漏れず、12月の更新なのに更新単位が若干単位が足らなかったので、スタディーグループの勉強会に参加しました!!
「顧客とのコミュニケーション」というお題でした。
士業もFPも専門家ではありますが、サービス業であるという前提条件をお忘れの先生諸氏が多いので、相談者が来ると問題を解決しようと専門用語と専門知識をフル活用し「オレ、知識凄いんだぜぇ!!」オーラがガンガンの方っていうのが多いと思います。
そりゃ、そうですわなぁ!!専門家になるためにいろいろと勉強してきたんですから。
相談者もそのことは重々承知の上で来ているのですが、それに輪をかけるようにオラオラオーラがあると、一般人にはより敷居がどうしても高くなります。
いくら専門知識があっても、こちらの話を聞いてくれるかわからないような専門家には相談なんてしたくないものです。
高齢者が金融機関の窓口をよく訪れるのは、パソコンが使えないというのもありますが、「誰かに話がしたい!!話を聞いて欲しい!!」からなのでしょうねぇ。
仕事でも私生活であっても、相手の話に対してきちんと耳を傾けることは、とても重要なことだと思います。
これは、常日頃から訓練しないと出来ないことですから、職場や家で少しずつでもいいから実践していくべきだなと思います。
まぁ、聴き方以前に、相手に対して優しい表情を作るとか、声質を大事にするというのも重要ですから、こちらの訓練も行う必要がありますがね!!