昨日、久しぶりにカウンセリング系の勉強会に参加しました。
カウンセリング系資格は、資格取得の学科試験対策が必要ですが、資格取得後は実践として場数を踏むかが重要となります。
カウンセリングは対人関係でコミュニケーションです。
杓子定規で出来るものではありません。
教科書には、カウンセリング技法、テクニック、スキル等ありますが、教科書通りに話が進むわけありません。
カウンセリング系の実技は、ロールプレイで役割を演じ、疑似体験をしながら、事象が実際に起こったときに適切な対応できるように訓練をしていきます。
いい悪いは別にして、このロープレで場数を踏み、失敗を重ねることでスキルアップしていくものです。
なぜ、そこでそのような失敗をしたのか?というように失敗から学ぶことになります。
実技試験を課される資格(FP、知財検定、消防設備士試験等は実技試験が課されると言ってもほぼほぼ筆記なので除外して下さい)は、この場数が必要となってきます。
電気系の第二種電気工事士試験。
こちらは、別日程で実技試験があり、配線を組み立てたりします。
机上で分かっていても実際、現場で作業が出来ないと意味がありません。
そういう意味で実際に組み立てることが出来るかが重要となります。
キャリアコンサルタント試験も学科試験とは別に論述と実技面接試験があります。
論述は、逐語記録という会話文を読み解きます。
実技面接は、15分間、相手と面談をしてそのやり取り等を判定されます。
キャリコンの場合は、試験ですからある程度、こういう形でやると点数が貰えるというものがあります。
そういう基準がないと、客観的な評価が出来ません。
型に嵌めた試験対策をするにしても場数を踏まないといけません。
基本を習い、その通りにやってみる。
その通りに出来たら、少しだけ個性を出す。
こういうことなのではないでしょうか?
自己流もきちんとしたものがベースにあればいいですが、それがないと独りよがりになります。
基本を学んで、ちょっとだけアレンジする。
それぐらいが試験対策にはいいのかもしれません。
合格後の実務で、経験をベースにした個性を発揮すればいいのかもしれません。
私の場合は、忘れ物が多いのでもう一度基本から始めないといけませんが(笑)