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暗い話題が多い中の大坂なおみ選手の全豪優勝は明るいニュースでしょうねぇ!!
さて、一方、何かと話題の厚生労働省のネタです!!(笑)
労働政策審議会の分科会で、教育訓練給付金のうち、ITスキルなどキャリアアップ効果の高い講座を対象に、一般教育訓練給付の給付率を2割から4割に倍増する特定一般教育訓練給付の考え方等を示したそうです。
教育訓練の指定基準等の一部を改正する告示案要綱等を諮問/労政審分科会
現在の教育訓練給付金制度は、
一般教育訓練給付対象講座と
専門実践教育訓練給付対象講座
と大きく2つに分かれています。
そこで、一般と専門の間に特定一般教育訓練対象講座を新設することになりそうです。
対象となりうる講座は
〇業務独占・名称独占・必置資格の養成課程(120時間未満)、養成課程のない公的職業資格の対策講座
〇専修学校における短時間のキャリア形成促進プログラム(60時間以上120時間未満)
〇大学等における短時間の職業実践力育成プログラム(60時間以上120時間未満)
〇IT試験合格目標講座(ITSSL2以上*専門対象除く)
情報処理技術者試験は、基本情報処理技術者以上
〇新たなITパスポート試験合格目標講座
分科会資料を読みますと、ITパスポートの試験制度変更や基本情報処理技術者試験の制度変更が大きく関連しているように思えました!!
厚生労働省だけではなく、文部科学省や経済産業省からの何かしらの圧っとっとっと、影響もあるのかなと感じました。
正直、教育訓練給付金制度が、以前に比べ、複雑化しており、利用者の視点になっていないと感じておりますし、この制度を利用した資格試験商法がかなり乗っかっているのではないか?と感じるところがあります。
ただ、国の制度です。
使える方や使おうと考えている方は有効に利用すべきだと思います。
法改正等で今年の10月から施行実施となるようです。
今年の夏の社労士試験には出題されないことでしょう(笑)