資格どうでしょう 中年サラリーマンの資格挑戦ブログ

このブログは、ある資格に戦いを挑んだ、ど文系、ずぶの素人、アラフィフサラリーマン藩士の記録である。大学卒業時の保有資格が運転免許しかなかった男が、35歳を過ぎてから健全な精神を培い、わずか数年で数多くの資格を取得した奇跡を通じて、その原動力となった勉強方法を、余す所なくブログ化したものである。

≪社労士≫ 2018年試験には出題されない日中社会保障協定締結

1月に実質合意されていたので、お仕事で関係ある方は既にチェックされたこと思われますが、日中社会保障協定が締結されました!!

社労士試験の選択式にはよく顔を出すのですが、出題が4月13日現在施行のものとなっているので中国についての出題は今年はありません。

ちなみに、締結国は中国で21か国目になります 。

www.mhlw.go.jp 
●日・中社会保障協定に署名/厚労省

厚生労働省は9日、
「社会保障に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定」(日・中社会保障協定)の署名が、日本と中国との間で行われたと発表した。
現在、日中両国からそれぞれの相手国に派遣される企業駐在員等については、日中双方の年金制度に二重に加入を義務付けられる問題が生じているが、この協定が効力を生ずれば、派遣期間が5年以内の一時派遣被用者は、原則として、派遣元国の年金制度にのみ加入することとなる。

 

外務省のHPにも掲載されております。

日・中社会保障協定の署名 | 外務省

 

1月に合意していたのでさらっとしか書いてますが、海外出向者が多い中国ですから多くの企業に該当するのではないでしょうか?

中国には、12万人の在留邦人がいるそうです。

在留邦人数は子どももひっくるめての数字ですので、社会保障協定に該当する人は少なくても半分の6万人はいるのではないかと思います。

 

よく試験に出題される社会保障協定ですが、締結順番は下記のとおりです。(発効・署名済)

2000年2月   ドイツ(発効)

2001年2月   イギリス(発効)

2005年4月   大韓民国(発効)

2005年10月 アメリカ(発効)

2007年1月   ベルギー(発効)

2007年6月   フランス(発効)

2008年3月   カナダ(発効)

2009年1月   オーストラリア(発効)

2009年2月      イタリア(署名)

2009年3月   オランダ(発効)

2009年6月   チェコ(2017年2月改定協議書)

2010年12月 スペイン(発効)

2010年12月 アイルランド(発効)

2012年3月   ブラジル(発効)

2012年3月   スイス(発効)

2014年1月   ハンガリー(発効)

2015年11月   フィリピン(署名)

2016年10月   インド(発効)

2017年1月  スロバキア(署名)

2017年8月     ルクセンブルク(発効)

2018年5月  中華人民共和国(署名)

 

交渉中の国
スウェーデン・トルコ・フィンランド
予備協議中の国
オーストリア
 
こういう内容は、寝る前にさらっと見ておくといいのかもしれません。