資格どうでしょう 中年サラリーマンの資格挑戦ブログ

このブログは、ある資格に戦いを挑んだ、ど文系、ずぶの素人、アラフィフサラリーマン藩士の記録である。大学卒業時の保有資格が運転免許しかなかった男が、35歳を過ぎてから健全な精神を培い、わずか数年で数多くの資格を取得した奇跡を通じて、その原動力となった勉強方法を、余す所なくブログ化したものである。

≪資格試験≫ 認知行動療法的な行動を活用した勉強法について

キャリコンの学科試験対策をやってますと、キャリア理論以外にもカウンセリング理論などが出てきます。

 

ちょっと難しい題名となってますが、考え方は至ってシンプルです。

ざっくり言いますと自分の中の意識や考え方を変えて、肩の力を抜いていこうということです。

 

資格試験の勉強というものは必ず白黒思考になってしまいます。

資格試験の結果は合格と不合格の2つしか結果がありませんし、択一式の問題を解いても〇か☓のどちらかです。

 

そのため、最短距離で合格基準点に到達するように勉強をすればいいのに、重箱の隅を突くような問題に手を出したり、覚えていないことが不安になったりで焦ってしまうことが多々あります。

 

わかっていてもなかなか出来ません。

 

 模試や問題演習で何か一つでも失敗をすると、もう合格は出来ないと思いこんでしまったり、これだけ勉強しても出来ない自分は価値の無い人間と考えてしまうなど極端に自分を卑下する状態に陥ります。

 

この白黒思考で自分を苦しめ、ここで陥りがちな心理状態が、

「私は、何をやってもダメなんだ!!」

となってしまいます。

 

この状態になると、そこで一切の努力をやめてしまうことも多く、せっかく勉強を始めたのにやめてしまい、受験すらやめてしまい、今までがただの時間のムダになるという悪い結果を招いてしまいます。

 

私もずーっとこの思考でした!! 

模試や答練で点数が伸び悩んでいた時、社労士受験の時に指導して頂いた先生から

「試験直前で、△が沢山ある状態だと合格自体が危ういけど、ゴールデンウィーク明け以降の問題演習で使えば、前向きになるし、気持ちが楽になるよ!!」と以下のことを教えて貰いました。

 

「一問一答でも、五肢択一でも、〇か☓かの二択にするからいけない。その正答が自信をもって正解なら◎、正解だと思うけどちょっと自信がないなら〇、知らない、見たことがない、聞いたことがない、見たけど覚えていないなら△、間違いだと思うが自信がないなら☓、絶対に間違いなら☓☓とすればいい。それで、〇と△と☓のアヤフヤなのをひとつずつ潰していけばいいんだ!!」と。

 

〇か☓の二択で出来た出来なかったではなく、知らなかったもの、アヤフヤなものは覚えればいいというように思考を変えることで、気持ちを楽にし、学習をしている際の感情をコントロールすることが出来るようになりました。

 

ダメな自分ではなく、知らなかったものを発見した自分という心境になればモチベーションが上がり、勉強を継続することが出来ます。

 

それぞれの人間が持っている固有の認知というものを直ぐに変えるというのは、なかなか難しいことでありますが、いきなりではないにしろ、徐々に意識を変えていくことで試験に合格することで成功体験へと変わっていけると思います。